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値の検査と診断基準

数値だけで一喜一憂しないで総合的な危険因子から判断を

血液中のLDLや中性脂肪の値が、基準値より高い場合、脂質異常症と診断されます。しかし、自覚症状がないため、健康診断などで血液検査を受けて初めて、自分の値や中性脂肪値が高いことを知るケースがほとんどです。血液検査で調べられるのは、LDL値、HDL値、総値、中性脂肪値などです。総値は、07年の動脈硬化学会のガイドラインにより、脂質異常症の診断基準から削除されましたが、数値の変化を把握するためなどに今後も検査される予定です。 血液検査でコ値が高いという結果が出ても、高血糖や高血圧と違い、自体が単独で病気を引き起こすことはあまりありません。とくに動脈硬化の進行程度は、喫煙、家族の病歴、食生活などその他の危険因子から総合的に判断する必要があります。また、値の検査は、「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓や腎臓の機能をみる意味合いも強いのです。 基準値を超えた瑠霜は検査を追加。
全身の状態を調べて治療が始まる値の高い低いは、個人の体質によっても、それなりの差があります。血液検査で基準値外であった場合、すでに動脈硬化が進行しているかどうかや、高血圧や糖尿病、肥満など合併症の有無を調べることが重要です。 そのため、医師の指示のもと、血圧測定、手と足の血圧差、心電図検査、胸部]線検査、眼底検査、血清リボたんばく検査、頚動脈・心臓・腹部の超音波検査などの再検査を行います。
それらの検査結果や現在の症状、食生活や喫煙などの生活習慣、今までの病歴、家族の病歴などを総合的に診断し、今後の治療方針が決められます。 1年1回は血液検査を加齢にともなう数値の変化をみるためにも、1年に1回は血液検査を受けましょう。検査値が基準値内にあっても、毎年上がり続けているようであれば、何かの病気を疑うなどの注意が必要となります。 LDL通常、総の約3分の2をLDLが占めていますよって、総値が高ければ、悪玉のLDLも多いことがほとんどです。

自宅で簡単に行える血液検査キットもあります。
手と足の血圧差検査
閉塞性動脈硬化症の進行がわかります。

顎動脈の超音波検査
動脈壁の肥厚の程度や血栓形成などがわかります。
検査

血液検査には、生化学的検査、血液一般検査、血清学的検査の3種類があります。 値がわかるのは生化学的検査で、ほかに血糖値や尿酸値など糖尿病や腎臓病の有無なども調べられます。
方法としては、血液から血球(赤血球、白血球、血小板)を取り除いた血清中の、脂質(、中性脂肪など)の濃度を測定して数値を出します。

LDL値の計算式
LDL値は、血液検査で直接調べられることが多くなっていますが、検査項目にないケースもあります。その場合は、以下の計算式から算出できます。

・中性脂肪が400mg/dl以下の場合
LDL値=総値−(HDL値+中性脂肪値×0.2)
・中性脂肪が400mg/dl以上の場合や、食後の検査では、計算式から算出することはできません。

脂質異常症の診断基準(血清脂質値:空腹時採血)
高LDL血症⇒LDL値 ⇒ ≧140mg/dl
低HDL血症⇒HDL値 ⇒ <40mg/dl
高トリグリセリド血症⇒中性脂肪値(トリグリセリド値)⇒ ≧150mg/dl

LDL
・脂質異常症の肥満
・動脈硬化
・ネフロ−ゼ症候群
・胆道閉塞
・甲状腺機能低下症
・糖尿病
・家族性高血症など

中性脂肪値
・脂質異常症
・肥満
・メタポリツク・シンドローム
・脂肪肝

HDL
・脂質異常症
・メタポリツク・シンドローム
・動脈硬化
・ガン
・狭心症
・心筋梗塞
・能梗寒
・栄養障害など

検査値が示す危険信号をそのままにせず、医療機関で再検査を受け、必要に応じて自己療養や適切な治療を始めましよう。


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